「新しい生活様式」と「経済活動の両立」についてSDGs目標達成のために協力する江別の考え方
新型コロナウイルス影響は、日々の暮らしを一変させ、私たち誰もが今まで経験したことのない状況をもたらしています。
「地球規模で人やモノ、資本が移動するグローバル経済の下では、一国の経済危機が瞬時に他国に連鎖するのと同様、気候変動、自然災害、感染症といった地球規模の課題もグローバルに連鎖して発生し、経済成長や、貧困・格差・保健等の社会問題にも波及して深刻な影響を及ぼす時代になってきている・・・」日本のSDGs推進本部が、2019年12月に実施指針で示した現状認識は、まさに新型コロナウイルスの影響そのものです。
コロナショックは私たちに社会課題を突きつけ、「今だからこそ」どうするべきか? 何ができるかを問うているように思います。
コロナショックが収束したら、一体どんな世界になるだろうか?
新型コロナウイルスの感染拡大は不安と警戒、経済的な停滞を江別にもたらしました。
期限の5月31日から前倒して、25日に緊急事態宣言が全面解除される方針が政府から発表されましたが、新規感染者がゼロになったわけではなく、北海道内の感染者数は再び増加の傾向にあります。
感染拡大への懸念が払拭されたわけではありません。
新しい生活様式と経済活動の両立
SDGsは、経済と環境、暮らしやすさの調和を目指すものと理解しています。国を超えたつながりと、バランスのとれた地球。 それを実現するためにも、先ずは江別市内において、そこから北海道内へと広げ、SDGsの17番目のゴールであるパートナーシップにより、地域のつながり・活力を維持していこうとする取組みの展開が必要であると実感しました。
江別市内での、SDGsに対する意識を高めるべきではないか? そのためには、コロナショックで顕在化された江別市内の問題や課題を数値化し、江別のデータとして「見える化」することの必要性と意義を確認しました。
【2020.5.4 「SDGs目標達成のために協力する江別」ZOOMミーティングより】